キャブ時代のM400のコイル。
一次抵抗が5.3Ω(実測値)…
お前はハーレーか(笑)
KP02に交換します。
4気筒用の、コイル1つに2本イグニッションコードが生えてるやつ。
※注)DI化の記事ではありません。DIコイルの抵抗は2Ω前後(確か…)であり、当該のマシンに投入するとレギュレーターが焼ける可能性があります
BMWのバイクの一部で流行ってる(た?)みたいですね。
これをDUCATIでやってしまいます。
電気の帰り道が明確になって、パワーが上がるという話のようです。
また、コイルのスペックの差異についても影響が。
純正コイル / 5.3Ω 電圧12V → 2.3A
KP02 / 3.6Ω 電圧12V → 3.3A
約1.4倍の電流が流れる形になります。
(実際には14V相当の電圧になっているはずなので、倍率で言うと1.5倍)
ウオタニSPIIのコイルとアンプ、V-UP16やAQV-1216Aを買うまでもなく、プラグに流れる電気をパワーアップする形に。
これらの製品も良いんでしょうが、機械ってのは、構造はシンプルな方がトラブった時に面倒がない。
四輪みたくスペースがあるわけでなし、できるだけパーツは増やしたくないのです。
で、やってみました。
プラス端子(車体側)はKP02のグリーンの端子(コイル側)、マイナス端子(車体側)はsono黒の端子(コイル側)に接続。
プラグにつなぐハイテンションコードはふつーにプラグと接続し、帰還側(腰上のどこかにつなぐ)のコードはとりあえずクリップ(書類を留める黒いやつ)で腰上のフィンに止める形で(苦笑)
いずれは、接点をかしめて、ヘッドカバー辺りに留めたいですが…
ここで注意点。
コイルのマイナス側につなぐ、純正コイルと接続されていた平型コネクタのサイズ(横幅?)が小さい!!
ので、交換してください…
(ちゃんと電工ペンチつかってね) (コネクタはできればL字のやつで)
工場で間違って接続しないような工夫なんでしょうケドね…
あと、KP02、元のコイルに比べてだいぶデカいです…
ステーに収まらない!!
で、収納スペースもアレなんですが、ハイテンションコードの取り回しも難アリ。
プラグ側は今回、NGKのコードに変えてる (柔らかい) のでいいんですが、
帰還側 (クリップで留めてる方) は、KP02にもともとついていたコードを流用してるんです。
このもともとのってやつの被覆のゴムが結構固いので、ちょっと難あり。
固いとスペース的に邪魔になってしまうので、プラグコードは柔らかいものを新たにご準備いただいた方がいいです。
いまさらだけど、33410-45012(スズキのコイル)のがコードの取り回し的に便利そう…
タイミングライトでの確認が終わってないので、結果は後日。
とりあえずちゃんと走ってます(笑)
両コイルともプラグに接続するコードは、より番号の小さい気筒向け (1と3) に合わせてるんで、
イケてると思いますが…
問題は、消費電力が増えた状況に、イグナイターがどこまでついてくるか。
我が機体には、未だに対策前の初期のもの (NO FET) がついている… 今までパンクしてないのが逆にすごい。
(対策品は入手済みなのですが、ちゃんと使えてるので交換タイミングがない..)
[…] 前回の記事にて、コイルの交換作業までは行いました。 んで、コイルの出力のどちらをプラグにつなげばいいのか? の確認を、タイミングライトを使用して行いました。 […]